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畔家のインスタ始まりました。

畔家のインスタグラムはじめました。

畔家ファームでは農薬や化学肥料を使用していないのでこれからの季節は沢山の生き物が訪れたり、住人になったりします。

虫は嫌い!と言う方は多いと思います。子供の時はへっちゃらだったのに大人になったらダメになった方も多いと思います。

安全な土壌でコメや野菜を育てるということは、小さな住人達が安心して暮らせることが絶対条件なのです。

時には植物を危機的状況へ追いやる者も発生しますが、ここでの生態系があり自然のEcosystemが確立されているからこそ美味しいお米や野菜ができるのです。

そんな小さな住人達の視点になって田んぼや畑を見てみるときっと違った世界が見えてくるはずです。

インスタ投稿第1弾となったのはこの熊蜂。

畔家ファームやガラス温室周りで最近ブ〜〜んと大きな羽音で体調2cm程の黒い巨体が飛び回り「怖い!」と思うかもしれません。

ところが熊蜂の性格はとても温厚で人間にはあまり興味がありません。ひたすらに花だけを追い求めて飛び回るかわいい子なんです。

例え刺されたとしても大事に至ることはありません。そう思ってみるとふわふわした黄色い洋服を纏っているようで可愛く見えて来ませんか??

このふわふわな洋服に花粉が付いて、受粉ができるので花達には欠かせない大切な存在なのです。

この時期はアブラムシが沢山繁殖してしまい、ウイルスを呼び寄せ、植物の汁液を吸い取ってしまうアブラムシ。てんとう虫はアブラムシが大好物!

見た目も可愛い頼れる存在なんです。

あまり知られていませんが、コレマンアブラバチという小さなアブと蚊を合わせたような蜂がいます。

このコレマンアブラバチ別名「寄生蜂」とも呼ばれていて、アブラムシを捕食しますが、なんとアブラムシに卵を産み付け(寄生して)天敵であるはずの卵を孵化するまで体内で育てます。孵化した後は捕食されるという凄い世界です。小さな生き物の世界では「寄生」はメジャーなことで脳に寄生し完全に体をコントロールする寄生虫なんて漫画の世界のようなものまでいます。色々と調べるととっても奥の深い寄生の世界・・・。興味のある方は調べて見てください。

こちらは畑の小屋に巣作り中の「コアシナガバチ」。

この状態ではあまり危険ではありませんが、巣が完成して中に子供がいる場合は巣を守る防衛本能で人間に害をあたえることは少なくはないので気をつけてくださいね。

小さな住人達の視点で見ると植物はそびえ立つビルのように高く、頂上に登って見渡す景色は最高に美しい。そんな世界をずっと大切にしていきたいと思います。

畔家のインスタグラム
azeyatakamatsu

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